アフリカンバティックってなに?

アフリカで一般的に流通している、独特の柄をプリントした生地の総称です。

西アフリカではフランス語で腰巻を意味するパーニュ、東アフリカではスワヒリ語で布を意味するキテンゲの愛称で親しまれています。特徴的な柄や大胆なカラーリングが、目を引く素敵な生地です。

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アフリカンバティックのルーツ

実はアフリカンバティックのルーツは、1800年代のオランダから始まったと言われています。それから、西アフリカに輸出され、普及していったので当初のアフリカの生地はオランダ産の可能性もあると言えるでしょう。

アフリカンバティックを語る際にカンガという生地が議論に挙がることがあります。諸説あり、「アフリカンバティックである」「アフリカンバティックではない」という意見に分かれます。

カンガは東アフリカの歴史や文化を色濃く反映しており、デザイン的にも私たちが洋服として親しんできているものとは特徴の異なる生地です。具体的には長方形の生地で中央の柄の部分を囲う縁取りのあるデザインが特徴で、スワヒリ語のメッセージが書かれています。

そのメッセージには深い意味が込められており、親への感謝や恋人への愛などがつづられているようです。また、宗教観や人生観の違いを垣間見ることのメッセージが多いようなので、スワヒリ語のわかる知人がいらっしゃるなら聞いてみてください。

どうやって作っているの?

蝋つけ染の製法を採用して作っています。生地の上に溶かした蝋で柄を描き、染めるという製法でもともとはインとネシアに古くから伝わる製法です。

パリッとした仕上がりではじめは固いと感じるものの洗えば洗うほど柔らかくなり、ほどよい風合いに変化します。

アフリカンバティックの用途はさまざま

SLOTHでは今のところお洋服のみの展開ですが、その用途はさまざまです。お洋服に近いところでいえばストールやターバンなどのアクセサリー、生活用品でいえばエプロン・パジャマなど、幅広く活躍しています。

他にも奇抜なカラーリング・柄がゆえにインテリアでも活躍の場面が多く、クッションカバー・ランチョンマット・テーブルクロスなど、もはや使い方は十人十色で無限大と言えるでしょう。

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